当院(台東区根岸)があるこの地は江戸の昔より近郷近在の人々から「お薬師様」と
崇拝され、名刹天台宗東光山薬王寺様(かの名僧天海和尚ゆかりのお寺さん)の庫裡
跡地である。
当院での鍼治療は『長尾式新鍼法』を基本とし自律神経免疫療法鍼なども行っていま
す。更に、当院で治療をお受けになる患者様には「お薬師様のご加護あらんことを願
って、この治療院を「鍼灸薬師堂理療院」と命名しました。

鍼灸薬師堂理療院
〒110-0003 東京都台東区根岸5-18-7
TEL&FAX:03-3874-8109

E-mail: hari@yakusidou.net

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交流磁気治療器により、脳梗塞後遺症の左半身麻痺から甦りました。

私と一緒に写っている写真の作務衣姿の愚妻山口八重子は、1995年12月に右股関節変性症により歩行困難となったため人工股関節への置換手術を受けましたが、その翌未明、未だ麻酔から覚醒する前に右脳梗塞を発症し、左半身の片麻痺となり、「これ以上脳圧が上昇するようなら開頭手術も覚悟していてください。」との説明を受け、脳卒中専門の病棟に移され、医師・看護師チームによる懸命な治療が開始されました。この時点でのCT画面では、右前頭葉部に全体の約20%にダメージを受けていました。

その5日後から担当医の交流磁気治療器持ち込みの許可が得られましたので、開発者の石渡弘三名誉理学博士および日下史章医学博士のご助言により頭部に80mTの交流磁気治療器3台を、毎日10数時間あて続けて脳内の血流改善をはかったところ、日を追う毎に麻痺が改善されました。医師団による治療との相乗効果によるものと確信しています。

3ヶ月半の入院生活の後の退院時には杖なしでの歩行が可能になり執刀医には「手術は成功だった。」といわれるまで回復し、現在では何不自由ない日常生活が送れるようになり、当治療院に来院される患者様にお茶のサービスができるまでに回復いたしました。上記日下史章医学博士からは「発症直後から交流磁気治療を行えたことが、劇的な機能回復にもつながっている。」といっていただけました。

この時点で交流磁気治療器へのご恩返しの意味でも、この治療器の良さを世の人々に伝える努力をしていこうと決心しました。鍼灸治療院開業時には迷わず医療用交流磁気ベッドを設置して、患者様に大変喜んでいただいております。

最近、入院当時に担当していただいた主任看護師さんにお会いしました。当時をかえりみて「本当は駄目だと、思いました。よくここまで回復してくれてうれしく思います。よかったですね。」といっていただけました。後にその病棟の婦長さんになられた立派な方で、初対面の時に「看護に当たっては、自分の家族を看るつもりで看ますのでお任せください。」と途方にくれていた小生にいってくれました。まさに『地獄で仏』のおもいがしました。

感謝合掌!


次は、自律神経免疫療法鍼についてです