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当院で使用している交流磁気治療器は、その出力が1台あたり80mTのもの13台と、携帯用に開発された37mTのもの1台で治療しています。
 また、数種の永久磁石を併用します。交流磁気治療器と永久磁石の組み合わせは永久磁石が交流磁場に置かれることにより東日本では50ヘルツの振動が発生するのでバイブレーション効果も得られ交流磁気との相乗効果が加わります。

80mT(ミリテスラー)=800Gauss(ガウス)
37mT(ミリテスラー)=370Gauss(ガウス)

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全身に磁気をシャワーのごとく浴びせることのできる
ベッドに30分間寝ていただきながら
新鍼法の内臓調整の鍼をうたせていただきます。
多くの患者様は10分経過後から
副交感神経が優位な状態となり
ぐっすりとおやすみになられます。

新鍼法理論に基づき上半身下部から
脊柱直側筋に電気磁気治療器(80mT)を4台配置しています。

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地球上の生物は地球という大きな磁界の中に生存しています。
もちろん人類も例外ではありません。

しかし多くの現代人の日常生活はといえば磁気遮断カプセルとも言えるような鉄骨、
鉄筋コンクリ−トの建物に住み、働き、金属製の電車や自動車のような乗り物で移動する生活をおくっているため慢性的な磁気欠乏状態に陥っています。
それによりいわば磁気欠乏症候群ともいうべき愁訴が発現してくるのです。

磁界の中を良導体 が移動すれば誘導電流が発生すると言う原理に基づけば、地磁気の中を良導体である血液がながれることにより誘導電流が発生し血管が拡張されることで、より血流量が増加するので各細胞や組織がより活性化されるのです。
   
したがって減弱された磁界を補ってやることが必要なのです。
それにはまず永久磁石を血行不良となって凝りや痛みの発現した部位の体表に貼り付けた永久磁場による血流改善をはかる治療がなされました。
現実にこの商品も永久磁石と絆創膏を組合わせた形で市場に出まわっていますのは皆様ご承知の通りです。    

さらに進んで交流電気で磁気を発生させる交流磁気治療器が1980年に理学博士石渡弘三氏により開発されました。

交流電気は東日本では50ヘルツなのでN極・S極が1分間に50回交互に入れ替わる交番磁場の中を血液が流れるのでより積極的な血流改善がなされるのです。
   
磁気の治療効果の期待できる最大の根拠は、身体の中の深部のいかなる部位でも透過浸透しうることです。例えば大切な造血組織である骨髄のみならず、かたいヘルメットのような頭蓋骨に覆われた脳のなかにまで通過浸透して血行改善がはかられて治療効果を挙げることができるのです。

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建物に使用される鉄筋や鉄骨は、

地磁気を吸収してしまいます。

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交流磁気治療器及び磁気シャワー療法開発者
名誉理学博士 石渡弘三氏(H17年4月13日没)

循環促進作用
鎮痛作用
抗炎症作用
骨癒合作用
創傷治癒促進作用
抗アレルギー作用
自律神経調整作用
内分泌促進・安定作用
免疫細胞活性賦活作用

上記の交流磁気の治療効果は『交流磁気がいのちを救う』(著:オゾンマグネ療法研究所 日下医院院長 医学博士日下史章)より転載いたしました

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交流磁気治療器により、脳梗塞後遺症の左半身麻痺から甦りました。

私と一緒に写っている写真の作務衣姿の愚妻山口八重子は、1995年12月に右股関節変性症により歩行困難となったため人工股関節への置換手術を受けましたが、その翌未明、未だ麻酔から覚醒する前に右脳梗塞を発症し、左半身の片麻痺となり、「これ以上脳圧が上昇するようなら開頭手術も覚悟していてください。」との説明を受け、脳卒中専門の病棟に移され、医師・看護師チームによる懸命な治療が開始されました。この時点でのCT画面では、右前頭葉部に全体の約20%にダメージを受けていました。

その5日後から担当医の交流磁気治療器持ち込みの許可が得られましたので、開発者の石渡弘三名誉理学博士および日下史章医学博士のご助言により頭部に80mTの交流磁気治療器3台を、毎日10数時間あて続けて脳内の血流改善をはかったところ、日を追う毎に麻痺が改善されました。医師団による治療との相乗効果によるものと確信しています。

3ヶ月半の入院生活の後の退院時には杖なしでの歩行が可能になり執刀医には「手術は成功だった。」といわれるまで回復し、現在では何不自由ない日常生活が送れるようになり、当治療院に来院される患者様にお茶のサービスができるまでに回復いたしました。上記日下史章医学博士からは「発症直後から交流磁気治療を行えたことが、劇的な機能回復にもつながっている。」といっていただけました。

この時点で交流磁気治療器へのご恩返しの意味でも、この治療器の良さを世の人々に伝える努力をしていこうと決心しました。鍼灸治療院開業時には迷わず医療用交流磁気ベッドを設置して、患者様に大変喜んでいただいております。

最近、入院当時に担当していただいた主任看護師さんにお会いしました。当時をかえりみて「本当は駄目だと、思いました。よくここまで回復してくれてうれしく思います。よかったですね。」といっていただけました。後にその病棟の婦長さんになられた立派な方で、初対面の時に「看護に当たっては、自分の家族を看るつもりで看ますのでお任せください。」と途方にくれていた小生にいってくれました。まさに『地獄で仏』のおもいがしました。

感謝合掌!


次は、自律神経免疫療法鍼についてです