当院(台東区根岸)があるこの地は江戸の昔より近郷近在の人々から「お薬師様」と
崇拝され、名刹天台宗東光山薬王寺様(かの名僧天海和尚ゆかりのお寺さん)の庫裡
跡地である。
当院での鍼治療は『長尾式新鍼法』を基本とし自律神経免疫療法鍼なども行っていま
す。更に、当院で治療をお受けになる患者様には「お薬師様のご加護あらんことを願
って、この治療院を「鍼灸薬師堂理療院」と命名しました。

鍼灸薬師堂理療院
〒110-0003 東京都台東区根岸5-18-7
TEL&FAX:03-3874-8109

E-mail: hari@yakusidou.net

ミュージックセラピスト・サウンドセラピスト宮下富実夫氏のヒーリングミュージックをBGMとしてリラックスモードへお誘いいたします。
脳波も休息のα波、入眠のθ波優位へと変わっていきます。

安保徹教授も「自律神経系や免疫系を安定化する力があるように感じます」と推奨されています。

以下は『週刊朝日 2001年5月4日号』 掲載記事より 

小川のせせらぎや風のそよぎ、小鳥たちの歌声、ヒトを癒してくれる自然界の音は、
1/fのゆらぎをもったリフレインが基調にある。

ずっと同じ音を聴いているように思え、気持ちよくいつまでも聴いていられる音、
そして清らかな自然音であればあるほど、音の完成度は調和に満ち、より一層私達を癒してくれる。

1981年にスタートされた、宮下富実夫のヒーリングミュージック創作は、
この癒しの自然音を、アートとして表現することから始まった。

自然界の調和原則の解明を東洋哲学に求め、陰陽五行説を基に作曲に応用し、
「ヒーリングミュージック」という言葉(和製造語)を提唱し、
商標登録をも持つこの音楽家の独自性は、アーティストであると同時に、セラピストでもあることにある。

気功家であり経絡(人体の気の流れやツボ)を理解し、
またカウンセリングのスキルを身につけたセラピストとして、
そして音楽家として、ミュージックセラピストと名乗るゆえんはここにある。

東洋哲学・医学の研究から出発した創作は、脳への関心へ、
そして眠りへのアブローチに発展していく。

心地よいリフレインはしばし左脳を休めさせ、右脳をときほぐし、
全脳のバランスを整える。

そして、眠りを始め体内時計を司る
「松果体・メラトニン」への音楽によるアプローチヘと至った。

左脳の酷使に耐えながらも、右脳の創造性が求められる現代社会と、
宮下が目指すアートの方向性の一致をここにみる思いだ。

実際、国民の5人に1人が睡眠障害を持つとされる現代に向けて、
聴衆に心地よいうたた寝を提供する『耽りのコンサート』を開催し、
7年間で6万人を眠らせ話題を集める。

音楽に吸い込まれるように、深いうたた寝に誘われ、目覚めたとき味わう心身の爽快感は、
不思議な実感として体験者の多くが語っている。
  
宮下は、ヒーリングミュージックの聴き方として「聴き込むな、聴き入るな、聴き流せ」と提唱した。

目覚めから耽りまで一日中、静かな音でリピートをかけて流し、
より良いヒーリングライフの生活空間を演出してほしい。

『週刊朝日 2001年5月4日号』 掲載記事